1U 自宅サーバー(追伸 その1)2009年12月30日 16:21

自宅サーバーの紹介から半年が経過しました。サーバー君は猛暑も無事乗り切ってノントップで運用中です。いよいよ、2009年も終わろうとしていますが、真夏の温度データなどを追伸として紹介します。


最も心配した夏場の温度上昇

 元々一番の心配事は空調の無い環境での夏の温暖化対策でした。前稿のように、縁の下からの自然の冷気を頼りに騒音対策の関係もあって小さなスペースに収納したこと、さらに収納エリアの排気も十分でないことでした。当地は全国的にも猛暑日が比較的長い地域ですが、幸い今年は比較的少なかったものの、それでも図に示したようにサーバー君にとっては大変な日々だったことが想像できます。データにある期間以外も同じような日々が約2ヶ月以上に渡って続いていました。


使用した温度計

 温度の計測に使用した温度計は、秋葉原で2千円少々で求めた、商品名「デジタル表面温度センサモジュール」というもので、サーミスタ部分と本体が約3メートルの細い線で分離されたタイプを使用しました。

 写真のように、センサー部分を目的の位置にビニールテープで仮止めておき、本体はサーバー室の蓋の隙間から引出して外にぶら下げて置くことで何時でも簡単に見ることができます。本来は、温度計を2つ用意して常時2箇所が見れると便利ですが、趣味の自宅サーバーですから今回は同日に一つのセンサーをサーバーの前面と後面の排気口を何回か移しかえては測定しました。サーバー室内の温度は30分もすれば定常化しますから、労をおしまなければ十分です。

  

計測データについて

 正確な日付や時間は、繁雑になるためグラフの目盛りから省略してあります。気象台発表の気温は35度程度の環境での概要データとして参考程度に見てください。グラフから現サーバーの内部の温度上昇分は約9度であることがわかりますが、多分これは季節によって大きく違わないはずですから、サーバーの監視のデータの目安として利用できるかもしれません。